「医聯」がDラウンドで10億元を調達、インターネット医療としてユニコーンの仲間入り
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医療ソリューション商社の医聯(Medlinker)がDラウンドで10億元(約160億円)を調達したと発表した。中投中財基金をはじめ、紅杉資本(セコイア・キャピタル・チャイナ)、中電健康産業基金、華興新経済基金などから投資を受けた。華興資本が今回の投資の顧問を務める。
医聯は2017年12月に中電健康産業基金、華興新経済基金、騰訊(テンセント)、紅杉資本からCラウンドで4億元を調達している。

医聯は2014年6月に設立し、四年の発展を経てスクリーニング検査、医療教育、診療サービス、医薬品の配達、金融保険サービス、患者管理サービスといった患者の健康のためのクローズドループを作り上げた。
医聯はドクタープラットフォームの先駆者である。医聯が掲げたサービスには50万以上の認定医と2万人の契約医が集まった。医聯のアプリには「医師資格証を有している医師のみ業務を実施することが可能」と書かれている。認証プロセスにおいて、ユーザには基本情報の入力と指定された資料(医師資格証、医師営業許可証、医師職名証)のアップロードが求められている。医聯がこれらの資料を受け取った後、さらに、1)健康管理制度の問い合わせ、2)カスタマーサービスの医療に関する質問、といった追加の認証が必要となる。また、最初の実名認証の際に多くの営業記録を持つユーザは、四つの証明書を健康管理局に提出しなければならない。
しかし現在のインターネット医療のモデルでは、インターネット上だけでは医師と患者の交流が段々と不足している事態が起きている。例えば、医師と交流の前に患者の身体検査を行う必要がある。そして、検査データを取得した医師が初診を行うことが出来、治療方法を提供することが出来る。それ以外には、治療に使用する薬、消耗品、支払などの要所要所を統一させる必要がある。
医聯の最終的な目的はインターネットと健康医療を一つに組み合わせ、全産業にイノベーションを巻き起こす新しい医療事業として成長させることである。中電数据との緊密な協力により、医聯は断片化、分散化された医療ビッグデータの収集を進め、洗い出しと整理により革新的な医療アプリケーションの開発を促進させた。
2017年、オンライン病院としてヒットしたと報道された。同年5月9日、国の健康管理局が発行したインターネット医療証は「インターネット病院組合」にコメントを求めるに至った。そして今年4月には、国が公式に「インターネットと健康医療の発展を指導する」と発表されたことで、インターネット医療政策として最初の一歩を踏み出すことが出来、インターネット医療事業がまさに現在進行形でイノベーションを引き起こしている。
医聯の動き:2018年6月、医聯は企鵝医師と手を組み、「医療+診察+医薬」の三つを組み合わせたサービスクローズドループを打ち立てた。医聯と華西口腔医院は人工知能を使用したインターネット病院を作り上げるために手を組み、人工知能と口腔医学の革新的な融合を推し進めた。それ以外に、インターネット病院はインターネット上ですでに運営されており、600人以上の医師がここで業務を行っている。
医聯の副総裁の程錦氏にインタビューを行った際に次のことを彼は話した。「商業化という面で、医聯は患者を中心に考えたソリューションを作っている。その一つ目として、医師という重要なリソースを獲得した後、コンテンツの制作や普及が保証される。二つ目は、診療と薬を購入する経路だ。例えば、医聯の中で診療、処方箋、薬品が流通している院外の端末構成、DTPなどに分類する。三つ目に、これこそが最終的なマーケティングのための一つ目になるのだが、患者の支払い方法をサポートする、患者のための管理サービスと付加価値サービスを実現させる」
組織説明、医聯の創業者兼CEOの王仕鋭氏は四川大学華西口腔医学院に八年間、ハーバード大学の研究員として活躍。2016年2月、王仕鋭氏はフォーブス・アジア版の「30歳以下の創業者30人」に選出された。