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韓国財閥第3位のSKグループは3月18日、中国自動車大手の「吉利控股集団(Geely Holding Group)」と共同で新たにモビリティ企業向けの投資ファンドを設立すると発表した。同ファンドは3億ドル(約320億円)を想定しており、SKと吉利は主要出資者として、それぞれ3000万ドル(約32億円)ずつ出資する。
同ファンドの投資先は自動運転や電動化、コネクテッドカーなど、EV(電気自動車)関連分野の有望な企業で、欧州の銀行やアジアの年金基金など海外投資家の引き込みを目的とする。
SKグループはこのほか、吉利と水素燃料、電池材料、チップ、自動運転技術など次世代の自動車関連事業を中心に様々な協力を行うことで合意に達したことも明らかにした。
今年1月末、SKグループは吉利と合弁会社の設立を模索しており、水素エネルギー事業で協力する意向だと報じられていた。SKグループは合弁事業に最大約1兆ウォン(約960億円)を投じる見込みで、同じく吉利との提携によりEV事業に乗り出したバイドゥ(百度)もプロジェクトに加わる可能性がある。
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