大学受験の専攻選びをデータで支援 教育スタートアップが5000万元調達

大学入試関連サービスの好専業は、シリーズAラウンドで5000万元(約8億円)を調達した。出資元は順為資本と清科辰光。調達資金は販売拡大や製品の改良に投じる。好専業の累計調達額は8000万元となった。

好専業は成績分析システムと生徒の関心や成績、職業適性、さらには大学の教員や試験の特徴などを組み合わせ、受験生の専攻選びを支援する。

中国の全国大学統一入試(通称「高考」)が2014年に改革され、高校側はカリキュラムの変更や改革に合わせたクラス分けなどの対応を迫られている。好専業は大学入試改革で生まれた需要に対応すべく、市場に参入した。

創業者の洪暁丹氏は「いわゆる名門大学進学への社会の関心は高いが、学生自身の興味や専攻選びは軽視されがちだ。ほとんどの学生は入試の成績が出て、初めて専攻について真剣に考え始める。大学入試制度の改革を機に、学生たちは将来のことをより早くから考えるべきだ」と指摘している。

また、「新たな大学入試の本質は、学校や学生側に、より多くの選択肢を与える点にある。例えば、大学の入試の裁量が広がったことで、高校の選択肢も増えている。学生にとっては機会の拡大、事業者側にとっては、教育の情報化の好機と言える」とも述べた。

好専業は、7人が共同で設立した。それぞれ清華大、北京大、浙江大、上海交通大などの出身で、教育、ビッグデータ、金融、人材研修などの分野で活躍してきた。洪暁丹氏は清華大学電子科学技術専攻で学士・修士号を取得し、北京大学経済研究センターでも学位を取得した。

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