ソーシャルEC「拼多多」20年決算、アクティブ加盟店数増も純損失1210億円

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ソーシャルECプラットフォーム「拼多多(Pinduoduo)」が4月30日の米国株式市場取引開始前に、監査済みForm 20-F(年次報告書)を米証券取引委員会(SEC)へ提出した。

同書によると、GAAP(米国会計基準)ベースでの一般株主に帰属する2020年の純損失は71億8000万元(約1210億円)で、2019年の純損失69億6800万元(約1170億円)とほぼ同水準だったが、市場予測の66億3000万元(約1110億円)は上回った。Non-GAAPベースでは、2020年の純損失は29億6500万元(約500億円)で、2019年の43億6580万元(約736億円)より32%減少している。

2020年の総売上高は594億9190万元(約1兆円)で、2019年の301億4190万元(約5080億円)より97%増加したほか、年間のアクティブ加盟店数も前年の510万店から860万店に増加した。これは前年比69%の増加にあたる。

持ち株比率では、拼多多創業者である黄崢(Colin Huang)氏の関連企業が28.1%を保有し、依然として筆頭株主であり、第二位株主は15.6%を保有するテンセント(騰訊)だ。

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