上海市消費者権益保護委員会、プラットフォーマーの美団と拼多多から事情聴取

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チャットアプリ「微信(WeChat)」の上海市消費者権益保護委員会(上海市消保委)公式アカウントによると、上海の消費者市場における苦情申し立ての状況は全体的に安定しているが、オンラインプラットフォームに関する消費紛争が比較的多発しているという。このため、上海市消保委は5月10日、生活関連サービス大手「美団(Meituan)」と共同購入型EC大手「拼多多(Pinduoduo)」から事情聴取を行い、両社に対し消費者の権益保護に関して顕在化している問題を指摘した。

拼多多では主に、製品の品質、模造品・権利侵害、注文の強制キャンセル、虚偽の発送通知、アフターサービス、不当な二重価格表示による新規顧客獲得などが問題になっている。美団では主に、キャンセルした注文の払い戻し、フードデリバリーや生鮮野菜の配達不履行、Webページ上の消費者を誤認させる表示などが問題になっている。

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