殺人事件相次いだ配車サービスの滴滴(DiDi)、深夜業務を一週間停止
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中国の配車サービス最大手、滴滴出行(DiDi Chuxing)の相乗りサービス「順風車」を利用した女性乗客が、運転手に殺害された事件から11日。滴滴は4日、9月8日23時から9月15日5時まで、深夜時間帯(23時ー翌朝5時)のサービスを停止すると発表した。タクシー配車サービス、一般配車サービス、高級ハイヤーサービスなどが対象。
滴滴は8月24日の事件発生後、以下の対策を発表している。
1、9月4日から、スマホアプリ内の乗客向け「緊急救助依頼」機能を「警察通報」に変更。9月13日からは、運転手用のアプリにも「警察通報」機能を加える。
2、9月4日、アプリに「安全センター」へのショートカットを設置。「警察通報」と「ルートシェア」をすぐ使えるようにした。
3、9月4日、アプリに「緊急連絡先」を登録できるようにした。
4、9月8日から、運転手と乗客のプライバシーを確保したうえで、車内の会話を録音する機能を試験運用する。
5、9月13日から、運転手の安全研修を強化する。
6、5月に着手した、登録情報と一致しない運転手の排除を引き続き実施し、運転手の犯罪記録チェックや日々の運転手の顔認証を行う。
7、滴滴のカスタマーサービスは8月に1日平均212万件のクレームや問い合わせを受けた。そのうち151万件は人工知能(AI)が処理した。現在、1万5000人のスタッフが顧客対応にあたっているが、年内にさらに8000人増やし、カスタマーサービスの対応力を高める。
(翻訳・浦上早苗)