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【新華社北京6月18日】中国北京市の清華大学にこのほど、国内初のバーチャル(仮想)女子学生が入学した。「華智氷(か・ちひょう)」と名付けられ、外見は人間にそっくり。コンピューター科学・技術学部に所属する学部生として、創造力や対話能力などを習得していくという。
開発したのは、学内の複数の学科から集まった技術チームで、同学部副主任の唐傑(とう・けつ)教授によると、顔と声はパラメーター数が1兆7500億個に上る人工知能(AI)モデル「悟道2・0」で生成。15日に開かれた発表会では、技術チームが画期的で先進的な数々の「ブラックテクノロジー」を紹介した。
一般的なAIアバターと違い、継続学習する能力を持つ。異なる分野のデータを大量に集積したコーパスを常にインプットすることで、テキストや画像、動画などから目的に合ったパターンを絶えず学習する。ちょうど人間が身の回りで経験したことから行動パターンを学ぶのと同じように、徐々に「成長」していく。
唐氏は、将来的には多くの認知知能が人間を超えて画像を識別し、詩や絵を作り、数学を解くだけでなく、プログラミングやコーディング、ウェブサイトの作成などもできるようになると期待を寄せている。(記者/魏夢佳)
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