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【新華社南京6月28日】中国江蘇省南京市政府はこのほど、国家級開発区の南京江寧経済開発技術区で「南京市ユニコーン企業・ガゼル企業発表会」を開き、2021年6月時点の最新企業リストを公開した。南京市のユニコーン企業は前年調査から5社増えて17社。業種別ではバイオ医薬品が4社で最多となっている。
同市は18年から「創新名城(イノベーション都市)」を目指す取り組みを始め、市内の「ユニコーン企業」「育成ユニコーン企業」「ガゼル企業」を集計して発表している。ユニコーン企業は評価額10億ドル(1ドル=約111円)以上の未上場企業、育成ユニコーン企業は評価額1億ドル(製造業の場合は5千万ドル)以上の未上場企業、ガゼル企業は初年度の売上高500万元(1元=約17円)以上で、売上高成長率が3年連続で50%を超える高成長企業を指す。
最新リストによると、ユニコーン企業は前年調査から5社増えて17社、育成ユニコーン企業は221社増えて306社、ガゼル企業は136社増えて210社となった。合計で533社に上り、18年集計時の64社に比べ8.3倍と大きく伸びた。市経済に占める割合は、18年の1%から20年には10%に拡大した。
業種別では、ユニコーン企業と育成ユニコーン企業のうち、バイオ医薬品、IT(情報技術)、電子・光電子デバイス、科学技術サービスの4業種だけで全体の55%を超えた。ガゼル企業は設備製造、省エネ・環境保全、電子・光電子デバイスの3業種で58%以上を占めた。
南京は世界知的所有権機関(WIPO)がまとめた20年版「グローバル・イノベーション・インデックス」の都市圏別ランキングで21位となった。中国勢は2位に深圳・香港・広州、4位に北京、9位に上海が入り、南京はこれに次いで4番目だった。
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