自2015年起,服务机器人行业经历了爆发式增长。据统计,2018年国内该行业市场规模将达122.9亿元。在众多细分领域中,教育市场是机器人创业公司的热衷地带,由此也催生出了家庭陪伴、教育、伴读等多种机器人产品。
36氪最近接触到的宾果智能公司也曾投身家庭陪伴机器人行业,但基于价格高、非刚需、技术和用户体验不完善等因素,家庭陪伴类机器人销量并不理想。因此,该公司进行了转型,切入幼儿园市场,推出了集服务机器人与SaaS教育内容平台为一体的幼教AI服务体系。
36氪获悉,宾果智能今年8月获得数千万元A+轮融资,本轮由中以智教领投,驰星创投跟投;之前曾获国泰创投的A轮投资、优能尚卓和奇睿天成(360)的Pre-A轮投资, 及中科创星的天使轮投资。
那么为何选择幼儿园呢?创始人闵海波告诉36氪:二三四线城市幼儿园有两大痛点,师资弱和招生难。师资上,幼教行业近三年师资缺口约200万,50%在中专以下水平,行业流失率高达32%;招生方面,二三四线城市的幼儿园招生激烈,如何获取生源是一大难题。
基于行业痛点,宾果智能研发了第二代园所服务机器人,除考勤签到、迎宾、智能对话等基础功能外,更融入了幼儿教学体系和评测体系。
课堂教学交互方面,孩子们可以通过触屏、语音等与机器人互动,老师可以通过刷卡片或图书使机器人自动讲课。
教学内容上,宾果机器人依托于”宾果智能“开放式教育平台。当前,该平台共上线四套课程,分别是英语、科学、口才和高尔夫。其中,口才和科学课的动画、视频内容全部由团队自研,其他内容则通过SaaS平台接入。闵海波告诉36氪:宾果智能目前已于“海燕”出版社合作,旗下大量童书资源也将引入宾果内容体系。值得一提的是,除机器人外,宾果智能开放线上平台也支持移动端浏览,幼儿园和家长也可线上选购付费课程。
评价体系上,宾果机器人能够通过人脸识别、表情识别等收集孩子情绪,检测专注度活跃度,且能在日常教学中帮助孩子完成课堂问题回答状况、英语语音语调等测评。家长可以通过微信公众后台查看孩子的课堂表现视频及量化数据分析报告。
闵海波表示:以机器人为授课主体,老师进行情感关怀等辅助可切实提升幼儿园教学质量,特别是在英语、STEM等专业教育上作用明显。加入机器人课程后,宾果机器人试行的幼儿园招生率提高约20%,入园率据统计可增加15%。
在布局B端幼儿园同时,宾果智能并没有忽略家庭场景。基于“家园一体”模式,公司推出了一系列家庭版宾果幼教服务机器人,借由宾果开放教育平台同步幼儿园课程。同时,该机器人也可作为移动终端,供孩子与孩子、孩子与家长、家长与幼儿园老师互动。
商业层面,宾果智能主要围绕其开放教育平台上的课程体系进行销售。对于购买了机器人的园所,可优惠购买在线课程导入机器人教学体系;幼儿园团购一定课程后可赠送园所机器人;幼儿园独立开设机器人特色课程,进行独立收费。此外,宾果与第三方出版社合作,也借由这一渠道向幼儿园销售与出版社无竞争关系的课程产品服务等。
闵海波告诉36氪:当前已经有约1500家幼儿园与宾果智能合作,约两万用户在开放教育平台学习,园所版和家庭版机器人总销量已超过万台,复购率96%。公司每月营业额约200万。
关于本轮投资逻辑,中以智教合伙人郑涛认为:
一方面,直接针对To C市场销售机器人的模式,在现有的技术成熟度、供应链成本下,很可能是一个伪需求,企业很难形成销售规模。宾果在经历了前期短暂的商业模式试错后,迅速转向了针对幼儿园的ToB市场。另一方面,针对幼儿园早教市场,行业较低的工资水平很难吸引优秀的教师从业者,教师水平的不足与家长日益增长的消费升级需求,形成了一对日益尖锐的矛盾。虽然市场上有一些创业公司试图用双师模式来解决这一矛盾,但我们认为宾果的商业模式比双师模式更具有普适性和经济性。
宾果智能创始人闵海波拥有清华大学计算机系博士学位,曾于德国汉堡大学任高级访问学者,曾任中国搜索智能硬件研发总监,参与过六项国家973/863机器人重大专项,发表SCI顶级学术文章20余篇,具有10年以上机器人架构经验;COO张建忠硕士毕业于北航,曾任宝宝树智能硬件部产品总监,有12年互联网、智能硬件、母婴儿童产品从业经验;CMO韩江红拥有维多利亚大学MBA学位,曾任拜耳医药中华区营销总监。
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中国のサービスロボット市場は2018年にも123億元(約2000億円)規模に達すると言われている。各メーカーがとくに注目しているのが教育現場への導入で、多くの関連製品が開発されているという。
36Krは教育用ロボット開発に携わるスタートアップ賓果智能を訪ねた。過去には家庭教師ロボットを売り出したものの、高価な価格設定や技術面など様々な要因で失敗に終わった。その後、顧客を個人から幼稚園に定めた。幼稚園内で稼働する教育用ロボットと、教育クラウドプラットフォームを一体化した人工知能(AI)サービスを提供する。
創業者の閔海波氏は幼稚園に着目した理由について、「2~4級都市の多くの幼稚園は、深刻な人材不足と定員割れの問題を抱えている。幼稚園教諭は過去3年、200万人ほどが不足していると言われ、教諭の50%以上の学歴は中等専業学校(日本の高等専門学校にほぼ相当)卒以下で、離職率は32%にも達している。また、入園生募集に関しては各園の激しい奪い合いとなっている」と説明する。
教員不足の解消と入園応募数の増加を狙い、幼稚園への導入を進めているのが賓果智能の開発した「ロボット教員」だ。園児の出欠をとったり会話をしたりする以外に、英語などの授業も行う。園児は触れたり、話しかけたりすることでロボットと実際に交流できる。
カリキュラムは賓果智能のオープンプラットフォームが提供する。現段階では英語、科学、スピーチ、ゴルフの4科目がある。近く児童書出版社と提携し、児童向け書籍も多く導入する予定だ。オープンプラットフォームは各モバイル端末から接続可能で、園児の家庭でも有料で授業を受けることができる。
また、ロボットは顔識別・表情識別センターを搭載し、園児の感情や授業への集中度などを判別する。授業の習熟度や英語の発音についても評価し、保護者へフィードバックされるほか、保護者は微信(WeChat)を通じて授業風景を確認することもできる。
ロボットの役割は授業が主体で、とくに英語やSTEM(科学技術・工学・数学)など高度な内容の授業で本領を発揮する。情緒や道徳面を教諭がフォローすれば、教育の質をトータルに高めることができる。賓果智能のロボットを導入した幼稚園では、入園希望者がおおむね2割増加しているという。
幼稚園と家庭教育の一体化を目指し、家庭向けのロボットも発売した。在籍園での授業の進度と同期して家庭学習も進められる。
賓果智能の提携園はすでに1500園にのぼる。ロボットは幼稚園用・家庭用合わせて1万台以上が売れており、月の売上高は200万元に上る。
賓果智能は8月、シリーズA+ラウンドで数千万元に上る資金を調達した。出資を主導した中以智教のパートナー鄭涛氏は、賓果智能について「個人向けから教育機関向けへ転換した点を評価した。また、早期教育の現場では給与水準が低いために優秀な教諭を集めることが困難で、高まり続ける保護者の需要に反し、人材の質を維持できない状況だ。これを解決するにあたり、賓果智能の提供する教育用ロボットは、コスト面や普及面で優れていると判断した」としている。
賓果智能創業者の閔海波氏は清華大学コンピューター専攻で博士課程を修了。ロボット開発の分野に10年以上携わり、国家プロジェクトにも複数参加したキャリアを持つ。
(翻訳・愛玉)
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