粉飾決算のラッキンコーヒー、中国国内事業に集中し黒字化達成

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粉飾決算により米国での上場廃止を余儀なくされた中国の新興コーヒーチェーン「ラッキンコーヒー(瑞幸咖啡)」は、グループ全体で5月と6月に続けて黒字化を達成した。数千万元(数億円)規模の利益を上げ、今年の年間目標を前倒しで達成した。

2021年5月31日現在、同社は中国に直営店3949店舗とフランチャイズ店1175店舗を展開しており、2023年には直営店を4800〜6900店まで増やす予定だ。

同社は当初、2020年中に1万店舗まで拡大する予定だったが、昨年の粉飾決算を受けて、今年は2020年末の店舗数を維持する戦略をとっていた。香港地区や米国への進出計画もまだ実行されていない。

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