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東京でガチ中国気分が味わえるフードコートとして最近すっかり有名になってしまった池袋の友誼食府の下の階に、新たなフードコート「食府書苑」がオープンしたと聞き、早速行ってきました。元々中国系の本屋さんと旅行会社があった場所を改装して作ったようです。
四川料理、西安料理、雲南料理、タピオカなど7店舗が入っており、座席数も50席ほどあり、4階の友誼食府と合わせると、このビルだけで一度に十数店舗の中華料理を楽しめるテーマパークになってしまいました!!中国梦!
食府書苑
場所は言わずもがなの池袋北口。
普段は4階に上がるこのビルだが、今回は2階にあがる。エレベーターを上がると図書館のような部屋が目の前に見える。ほんとにここで合っているのか若干不安になったが、中に入るとちゃんとフードコートがあり、安心。
ざっと数えてみると7店舗がお店を出していた。池袋北口でビャンビャン麺や肉夾饃が食べられる、凡記や同じく池袋北口の四川料理屋の品品香、新大久保で湯包や鴨血粉絲湯を提供している小吃楊州、新宿、錦糸町で三巴湯という火鍋屋をやっているという、滷煮炸串串、四谷三丁目の雲南料理屋 食彩雲南 過橋米線などなど。
とりあえず今日はサクッと食べようということで、凡記の涼皮と小吃楊州の小籠包を頼むことに。
小吃楊州で小籠包を頼もうとしたら「お金はあっちで払ってね〜」と指をさされた。どうやら4階の友誼食府同様、お会計は1カ所でまとめて行うようだ。タピオカ屋の珍珠蛋の隣にお姉さん(阿姨)が立っており、一応レジがある。そこで注文したいお店と食べ物の名前を言うと現金でお会計をしてくれた。(基本中国語で対応された。おそらく日本語も話せるはず……)
レジのお姉さんとそれぞれのお店はシステム上ではつながっているのかもしれないが、全く連携をとっているようには見えなかったので、念のため凡記と小吃楊州に注文して支払い済だよと伝えた。
3分後に涼皮到着〜!ごまダレとラー油がたっぷりかかっており、かき混ぜると香ばしいいい匂いがしてくる。素鶏(大豆ミート)ぽいのも入っており、意外とボリューミー。これだけで割と腹がふくれた。680円。
涼皮をちょうど食べ終わった頃合いで小籠包も蒸し上がった。注文が入ってから包みはじめたよう。刻み生姜入りのお酢も出してくれた。スープがたっぷり入っているので、まず小籠包の上からスープをちゅるちゅると啜る。月曜のお昼から包みたて、蒸したての小籠包を啜れるなんてなんて幸せなんだ。。とほくほく気分であっという間に食べきった。550円。
以下、出店しているお店全7店舗。
- 凡記(ビャンビャン麺、涼皮、肉夾饃など)
池袋北口にもあるお店。ビャンビャン麺が美味しかった。
- 食彩雲南(米線)
お店は知っていたが行ったことなかった。池袋で食べられるようになるとは!
- 小吃楊州(小籠包、湯包、ワンタンなど)
新大久保で見かけたことがあったが行ったことなかったお店。南京烤鴨なんてのもあるのね。
- 雅亭(夫妻肺片、棒棒雞、担々麺など)
初めて知ったお店。御徒町に本店があると行っていた。本店にも行ってみたい。
- 滷煮炸串串(滷味、串揚げ系)
新宿・錦糸町で三巴湯という火鍋屋やっているお店の別形態らしい。
- 品品香(四川料理系)
ちゃんとした写真が取れていなかった。。右側のやつ。池袋北口に本店がある。昔烤魚を食べたことあるけど美味しかったです。
- 珍煮丹(タピオカ)
奥に見えているお店。台湾系列かな?
というわけで6月6日にオープンした食府書苑のレポでした〜。
食府書苑:〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目28−6 大和産業ビル 4F
この連載では、人気ブログ「東京で中華を食らう」を運営する阿生さんが、日本の中華料理店事情をビジネス面から紹介します。
阿生:東京で中華を食べ歩く26歳会社員。早稲田大学在学中に上海・復旦大学に1年間留学し、現地中華にはまる。現在はIT企業に勤める傍ら都内に新しくオープンした中華を食べ歩いている。Twitter:iam_asheng
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