【新華社北京10月25日】中国商務部の束珏婷報道官はこのほど開かれた定例記者会見で、20年末時点で中国が12年連続で世界第2位の輸入国になり、多くの国や地域にとって主な輸出先国でもあると明らかにした。

中国の1～9月の貿易統計によると、輸入額は前年同期比32.6％増の2兆ドル（1ドル＝約114円）に迫り、過去最高を更新した。世界貿易機関（WTO）の最新データによると、上半期（1～6月）の世界の輸入に占める中国のシェアは12％と前年同期より0.7ポイント上昇し、世界の輸入の伸びへの寄与率は15％だった。

束氏は中国がレベルの高い対外開放を揺るぎなく推進していると強調。輸入を積極的に拡大し、国内外市場間のつながりや生産要素・資源の共有を促すことで、中国市場を世界の市場、共有のための市場、誰もが参加できる市場にしていると説明した。

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