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【新華社北京10月29日】オンライン決済サービスを手掛ける拉卡拉支付(ラカラ)がこのほど発表した2021年1~9月の売上高は前年同期比19.9%増の49億3900万元(1元=約18円)、純利益は16.4%増の8億5600万元だった。
決済事業の売上高は26%増の43億9400万元、取引総額は29%増の3兆8500億元だった。注目すべきは、デジタル人民元が同社の業務を大きくけん引した点で、1~9月期の2次元バーコード決済件数は29%増の70億件、決済額は39%増の7300億元となり、2次元バーコード決済額の伸びは決済業務全体を上回った。
同社の朱国海副総経理兼董事会秘書は21年第3四半期(7~9月)決算の投資家オンライン交流会で、1~9月の取引件数は前年同期比28%増の74億件、取引総額は29%増の3兆8500億元となり、伸び率は業界平均を上回ったと明らかにした。
同社は今年、重点加盟店の開拓に力を入れており、デジタル人民元がその足がかりとなっている。中国人民銀行(中央銀行)デジタル通貨研究所の第1陣となる戦略的提携機関として、デジタル人民元を通じ、上海百聯集団や北京物美商業集団などのスーパー大手、円明園などの国家5A級(最高ランク)景勝地と提携関係を構築している。
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