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中国で企業サービスと情報技術分野への投資に注力する「阿米巴資本(Ameba Capital)」がこのほど、同社初となる米ドル基金「Ameba China SaaS Fund」の募集を完了したと発表した。募集総額は2億6500万ドル(約300億円)。出資者はソブリン・ウェルス・ファンド、グローバル・ファンド・オブ・ファンズなど、欧州、北米、中東、アジアの米ドル・リミテッドパートナー(LP)。現時点で、阿米巴資本が管理する資本総額は40億元(約708億円)以上。
同社が管理してきた基金は、これまですべて人民元建てだった。今回の資金調達は、米ドルの資金調達市場が相対的に低迷していた2021年初頭に開始されたが、阿米巴資本は順調に米ドルを調達した。
創業者で執行役員でもある王東暉氏は、「これは阿米巴資本初の米ドル基金であると同時に、中国がSaaSをテーマにした基金としても世界初となる。さらに、今年中国が行った科学技術のために調達した米ドル基金としても最大規模だ」と述べた。
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