セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
【新華社北京12月8日】中国自転車協会がこのほど発表した一定規模(年商2千万元、1元=約18円)以上の自転車メーカーの今年1~10月の売上高は前年同期比22.4%増1596億1千万元、利益は36.8%増の69億1千万元だった。今年通年の本業の売上高については、前年比10%超増になるとの見通しを示した。
同協会の劉素文(りゅう・そぶん)理事長によると、中国の電動自転車保有台数は3億台近くに上り、世界最大の電動自転車生産国、消費国、輸出国となっている。
中国では電動自転車の新国家規格が正式に実施された後、リチウムイオン電池を搭載した電動自転車がより多く生産されるようになった。業界統計によると、2011年に70万台未満だったリチウムイオン電池搭載自転車の生産台数は、18年に307万2千台、19年に498万1千台となり、20年は1千万台の大台に乗った。
電動自転車の普及に伴い、同協会はリチウムイオン電池の業界基準の制定や「電動自転車用充電器安全使用白書」の編さんを進めることで、電池と充電器の信頼性と安全性の向上に努めている。リチウムイオン電池の販売、使用、回収などに対する監督管理の強化と流通分野の安全レベルの向上を関係機関に求めるほか、集中充電施設の建設加速、電池回収システムの整備、販売店・修理店の安全意識の向上を提言している。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録