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【新華社海口1月7日】中国海南省国際経済発展局はこのほど、2022年中国国際消費品博覧会を同省海口市で4月12~16日に開催すると発表した。日本からも多くの団体と企業が出展し、海南自由貿易港との協力を深める。
昨年開催された第1回消費品博には、日本から企業51社、87ブランドが出展し、資生堂や花王、オムロン、パナソニックなどが単独ブースを設置した。資生堂の担当者は昨年の消費品博について、訪問者数や商品販売、通信アプリ「微信(ウィーチャット)」公式アカウントの新規フォロワー数などの目標を達成しただけでなく、ライブ配信のアクセス数とインタラクション指標がそれぞれ目標の9.54倍、4.19倍になるなど予想を大きく上回ったと語った。
日本貿易振興機構(ジェトロ)は昨年、ローソンや近鉄百貨店など19社と高知県の出展を取りまとめ、展示面積600平方メートルのジャパンパビリオンを設置。商品2925点を展示した。同パビリオンでは、中国各地のバイヤーとの売買契約のほか、会場での成約額も約40億円に上った。
同省国際経済発展局によると、今年の博覧会に出展する日本企業はさらに増え、総展示面積も前回を上回る2100平方メートルになる。すでに化粧品ブランドのコーセーや釣具メーカーのダイワなどの新規出展が決まり、食品・酒類関連でも新規出展があるという。会場では日本文化のパフォーマンスやインタラクティブライブ配信なども予定している。(記者/陳子薇)
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