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北京冬季五輪は2月8日、フリースタイルスキー女子ビッグエア決勝が行われ、五輪初出場の中国の谷愛凌(アイリーン・グー)が初代女王に輝いた。谷は最終ラウンドで初めて「1620」という超高難度の大技を決め、94.50点をマーク。合計188.25点で金メダルを獲得した。
谷の優勝が伝えられると、関連トピックは瞬く間に検索ワードランキングの上位に浮上。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」ではユーザーの注目の的となった。微博は短時間でトラフィックが急増し、サーバーが一時的にダウンする事態となった。
谷愛凌は2003年9月3日、米国カリフォルニア州サンフランシスコで生まれた。父は米国人、母は中国・北京市出身だ。彼女は国際スキー連盟で国籍変更の手続きを行い、19年6月から中国代表として試合に出場するようになった。その中・米ハーフらしい美貌で注目され、瞬く間にSNSで人気の的となった。この1週間、谷の微博のフォロワー数は毎日数万人ずつ増加しており、記事執筆時点のフォロワー数は320万人を超えている。
一方で、一部のネットユーザーは先頃、谷愛凌は米国籍を放棄していないが、中華人民共和国の国籍法では二重国籍を認めていないと指摘した。谷は、米国籍の状態に関する記者の質問に明確な回答をしていない。
(36Kr Japan編集部)
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