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企業データベース「天眼查(Tianyancha)」によると、スマートフォン大手OPPOがこのほど、折りたたみ式スマホの意匠権を取得した。
意匠出願の資料によると、このスマホのポイントはその形状にある。資料に添付された画像を見ると、このスマホには2つのヒンジがあり、2カ所で折りたためるようだ。
同社は2021年12月15日、折りたたみスマホのフラッグシップモデル「Find N」を発表した。同機種には人間の椎骨を模して自社開発したヒンジが採用されている。このヒンジは136個の部品で構成され、0.01mmの精度で加工されている。これにより、本体を折りたたむとディスプレイが水滴のような形に曲がり、折り目が目立ちにくくなる。しかも、折りたたんでも隙間が生じないデザインで、ホコリも入りにくくなっている。
同機種は、ドイツの第三者検査機関「テュフ ラインランド(TÜV Rheinland)」により、ディスプレーの折り跡が従来製品と比べて最大で8割低減されると認められている。現時点で最も折り跡がつきにくいスマホだと言われている。
(36Kr Japan編集部)
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