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【新華社広州4月16日】トヨタ自動車グループの豊田合成が5億元(1元=約20円)を投じて中国広東省仏山市順徳区にハンドルやエアバッグなどのセーフティーシステム製品を製造するスマート工場を新設することを決め、起工式を行っていたことが、同市への取材で分かった。
新工場は、豊田合成が2004年に同区大良五沙工業パークに設立した豊田合成(仏山)汽車部品の分工場となる。江蘇省張家港市の生産拠点からハンドルのダイカスト事業を引き受け、自動車のハンドルやエアバッグなど基幹部品の設計や生産、販売を担う。24年末に生産を開始する予定で、年間売上高は7億元を見込む。豊田合成(仏山)汽車部品は設立から20年近い発展を経て、21年通期の売上高は16億元に上っている。

豊田合成(中国)投資の福井博規董事長は「新工場はモノのインターネット(IoT)システムを構築し、無人化や完全自動生産の実現を目指す。ハンドルやエアバッグの中国華南地域での中核生産拠点とし、中国市場にさらに根を張っていきたい」と語った。(記者/毛鑫)
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