中国ネット各社、ユーザーの位置情報表示へ 悪質な偽情報発信を減らすため

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

短信

中国ネット各社、ユーザーの位置情報表示へ 悪質な偽情報発信を減らすため

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

「TikTok」の中国版「抖音(Douyin)」やニュースアプリ「今日頭条(Toutiao)」、ショート動画「快手(Kuaishou)」、Q&Aサービス「知乎(Zhihu)」など中国のインターネットプラットフォーム各社が4月15日、ユーザーのIPアドレスから推定される国や地域を表示する機能の試験運用を開始すると発表した。

今日頭条の発表によると、真実に基づく秩序ある議論の場を維持し、他人へのなりすましや悪質な偽情報の発信などを減らすため、アカウントのIPから得られる位置情報を個人のプロフィールページなどに表示する方針だという。

表示される位置情報は、ユーザーが最新の投稿をした場所で、中国国内では省・自治区・特別行政区・直轄市、国外では国・地域となる。位置情報はプラトフォームが提供した情報に基づくもので、ユーザーが表示をオン / オフすることはできない。

この機能はすでにWeb版でテストが始められており、状況に応じてアプリ版などへの導入も進められる。

TikTok中国版、サイバー暴力防止機能を強化 悪質コメントを自動的にブロック

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録