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【新華社深圳6月9日】中国広東省深圳市はこのほど、「深圳市のハイエンド医療機器産業クラスター育成・発展行動計画(2022~25年)」を発表した。25年までに同市のハイエンド医療機器産業増加値(付加価値額)を650億元(1元=約20円)に、売上高を2千億元に引き上げるとの方針を示した。深圳を世界的に名高いハイエンド医療機器の研究開発センターとし、国内をリードする世界トップレベルのハイエンド医療機器産業の集積地にすることを目指す。
また、鮮明な特色とスケールメリットを備え、けん引力の大きな産業集積地を若干数建設するほか、売上高100億元以上の企業を3社以上増加させる方針も打ち出した。世界の医療機器大手の生産拠点、地域本部、研究開発本部5カ所以上の設立を誘致し、1千億元規模の専門製造パーク1カ所を立ち上げる。
同市は新型医用画像、生体情報モニタリングおよび生命維持、ハイエンドの植え込み型医療機器など細分化された各分野を発展させる。また、ハイエンド画像システム、手術ロボット、新型体外診断装置、高速ゲノム解析装置など重点装置および中核部品の開発で大きな進展を遂げ、国家高性能医療機器イノベーションセンターとしての役割を存分に発揮し、南山や竜華、坪山、光明などの区に産業集積地を設け、ハイエンド医療機器産業の質の高い発展を推進するとしている。
21年の同市のハイエンド医療機器産業売上高は805億元に上った。21年末時点で同市の医療機器メーカーは1800社を超え、そのうち、生産額が1億元を超えたのは100社近くに上り、上場企業数は全国首位となった。
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