中国外食産業用サービスロボット市場、急成長 シェア1位は48.6%のKEENON

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外食産業向け配膳・配送ロボット市場は、この2年間の非接触配送の需要の高まりや人件費の上昇などを受け、急成長を遂げている。

米調査会社IDCが6月16日に発表したリポートによると、2021年の中国の外食産業向けサービスロボットの市場規模は8400万ドル(約110億円)、年間成長率110%を超えた。大きなシェアを占めたのは、「擎朗智能科技(KEENON)」「普渡機器人(Pudu Robotics)」「穿山甲機器人(CSJBOT)」「猟戸星空(ORIONSTAR)」などのロボットメーカー。シェア1位は48.6%のKEENONで、成長率でも153.4%で1位と業界をリードする。

世界的にも新型コロナウイルス対策が緩和されつつある中、人件費の高騰などもあり、外食産業向けロボットの需要が大幅に増加した。中国メーカーの海外事業も爆発的な成長を遂げ、一部メーカーでは海外市場の売上高が中国国内市場を大幅に上回っている。これを受け、大手各社は海外市場での事業展開を強化している。

中国のサービスロボット「KEENON 」がソフトバンクから数十億円を調達 日本など海外進出を加速

(36Kr Japan編集部)

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