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中国IT大手テンセント(騰訊)のスマートモビリティ部門「騰訊智慧出行(Tencent Intelligent Mobility)」が6月24日、2022年の新製品発表会「TIME Day」をオンラインで開催した。
「自動車・クラウド一体化」戦略の一環として、スマートモビリティに特化したワンストップ型クラウドソリューション「騰訊智能汽車雲」と、クラウドからデバイスまでを連携させる自動車用安全ソリューション「騰訊一体化汽車安全方案」を発表した。
車載向けのプロダクトとしては、スマートコックピット向けソリューション「TAI」やスマートドライビング向けマップ「騰訊智駕地図」、ミニプログラムを使うためのオペレーティングシステム「車載小情景」などを打ち出した。SNSアプリ「微信(WeChat)」のモビリティサービス用ミニプログラム「騰訊出行服務」などと連携させれば、スマートフォンと自動車とがシームレスにつながる。
また、自動車の開発から製造、マーケティング、運用、アフターサービスまでの各段階をカバーする自動車産業向けクラウドソリューションも発表した。テンセントは、自動車産業全体が効果的かつデジタルに連携できるよう、自動車・クラウド一体化モデルを通じて自動車、スマホ、クラウドをリンクさせる。同時に、データ駆動型のクローズドループを築き、産業の各段階での生産効率を向上させていく。
騰訊智慧出行のクラウドサービスを導入している企業は、自動車メーカーやモビリティ技術を手掛ける企業など、すでに100社以上。テンセントのスマートコックピット関連プロダクトを採用している自動車メーカーは35社以上に上るという。
(36Kr Japan編集部)
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