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米アップルが開発を進めている自動運転電気自動車(EV)、通称「アップルカー」について、新たな情報が明らかになった。米メディア「The Information」が7月11日、アップルカーの開発状況に関する詳しいリポートを発表した。
リポートによると、アップルカーにはハンドルやブレーキペダルがなく、4つのシートが2つずつ向かい合わせに配置される。天井は独フォルクスワーゲン(VW)の「ビートル」のように曲線を描き、広々した車内では乗客同士が向き合って会話をしたり、横になって寝ることもできるという。
リポートでは、アップルカーが「レベル5」の完全自動運転車になることを示唆している。しかし、アップルは自動車製造はまだ極秘段階にあるとして、アップルカーに関する報道にはほぼノーコメントを貫いている。
中国と米国では現在、完全自動運転車の公道走行に関する規制緩和が進みつつある。米運輸省は2022年3月、ハンドルやブレーキペダルのない完全自動運転車の公道走行を認める規制緩和を発表した。
中国では、広東省深圳市で22年8月1日に施行される「経済特区スマートコネクテッドカー管理条例」で、「完全自動運転のスマートコネクテッドカーは、手動運転モードとそれに対応する装置を備える必要はなく、運転手を置く必要もない」と明確に規定している。
(36Kr Japan編集部)
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