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GPGPU(汎用計算に応用される画像処理用半導体)チップやHPC(高性能計算)システムを手掛ける「上海天数智芯半導体(Iluvatar CoreX)」(以下、天数智芯)が7月13日、シリーズC+およびC++で計10億元(約200億円)超を調達したと発表した。
シリーズC+のリード・インベスターは「北京金融街資本運営集団(Beijing Financial Street Capital Operation Group)」、シリーズC++のリード・インベスターは「厚朴投資(HOPU Investments)」とその傘下の「厚安創新基金(HOPU-Arm Innovation Fund)」。同社は2021年3月、シリーズCで12億元(約240億円)を調達していた。
同社は18年、クラウドコンピューティング向けに7nmプロセスのGPGPUチップの開発を開始した。 クラウドでのトレーニング用に開発された「天垓100」は、21年3月の発売から22年3月末までに2億元(約24億円)近い受注額を達成し、200以上の場面で活用されている。
現在のところ、GPGPUの分野で大量生産を実現しているのは米国のインテルとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)のみだ。21年から同分野に対する投資が加速しており、中国でも「壁仞科技(Biren Technology)」や「摩爾線程(Moore Threads)」などのスタートアップが多数出現している。資金調達1回当たりの調達額も増加し続けている。
(36Kr Japan編集部)
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