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【新華社北京】中国の半導体受託生産最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)が8月11日に発表した2022年4~6月期決算は、売上高が前年同期比41.6%増の19億300万ドル(1ドル=約133円)だった。
事業別では、スマートフォン向けの比率が31.6%から25.4%、コンシューマーエレクトロニクス(消費者用電子機器)が25.1%から23.8%に落ち込んだ一方、スマートホーム向けが12.4%から16.2%に上昇した。
利益面では、粗利益が85.3%増の7億5100万ドルに拡大。粗利益率は39.4%と1~3月期の40.7%からやや下げたものの、前年同期の30.1%からは大きく伸びた。
同社は今回の半導体市場の調整期が少なくとも来年の1~6月期まで続くと予想。ただ、半導体業界の需要増加と世界的な地域化の流れが変わらないことは確かだとした上で、短期的な調整はあるものの、本国での製造という長期的な方向性に変化はなく、中長期的な成長に確信を持っているとした。
資本的支出は16億7200万ドル。8インチウエハー換算で月間生産能力を5万3千枚増やした。通期計画は50億ドルで、旧工場の拡張と新工場3カ所の新設に充てる。1~6月期の合計は25億ドルで、進捗は順調に推移しているとした。
7~9月期については、売上高が前四半期比0~2%増、粗利益率が38%~40%になるとの見方を示した。
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