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中国のアートトイブランド「POP MART(泡泡瑪特、ポップマート)が8月25日、2022年1〜6月期決算を発表した。売上高は前年同期比33.1%増の23億5900万元(約470億円)で、売上高総利益率(粗利率)は22.7%増の13億7000万元(約270億円)、Non-GAAPベースの調整後純利益は13.5%減の3億7600万元(約75億円)となった。
当期は新型コロナウイルスの再流行や消費減速もみられたが、同社は市場全体の傾向に逆行して売上高を伸ばした。とはいえ、116.8%増を記録した前年同期と比較すると、売上高の伸び率は明らかに鈍化している。
POP MARTは21年、海外展開を加速し始めた。世界中にそのブランド名を浸透させるべく、各国で実店舗や自動販売機などオフライン販売のほか、越境電子商取引(EC)プラットフォームを通じたオンライン販売を展開している。
22年1〜6月期の海外売上高は、前年同期比161.7%増の1億5700万元(約30億円)となった。当期は英国、ニュージーランドおよび米国に各国1号店を出店したことが功を奏し、オフライン販売の売上高が爆発的に伸びた。7月16日には、日本1号店となる「POP MART原宿本店」がオープンしている。
(36Kr Japan編集部)
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