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中国の主要新興電気自動車(EV)メーカーが、2022年8月の販売台数を発表した。
哪吒汽車(NETA)と零跑汽車(Leap Motor)は前月に続き好調で、1万台を超えた。新興EV「御三家」と呼ばれる小鵬汽車(XPeng Motors)、理想汽車(Li Auto)、蔚来汽車(NIO)のうち、販売台数が1万台を超えたのはNIOだけだった。
ランキング1位はNETA、2位は零跑汽車。3位のNIOは、数カ月ぶりに上位3位以内に入った。ファーウェイ傘下のEVブランド「AITO」は月間販売台数が初めて1万台を超え、4位にランクインした。
小鵬汽車(XPeng Motors)の販売台数は前月の1万1524台から9578台に下落し、理想汽車(Li Auto)は前月の1万422台から4571台へと大きく落ち込んだ。
販売台数1〜4位のデータは以下の通り。
1位:NETA 1万6017台
NETAの8月の販売台数は前年同月比142%増の1万6017台で、前月比では14.1%増、1980台の増加となった。1〜8月の累計販売台数は前年同期比184.6%増の9万3000台となった。7月31日には新車種「哪吒S(Neta S)」を発売しており、今後さらに販売台数を伸ばす可能性がある。
2位:零跑汽車 1万2525台
零跑汽車の8月の販売台数は前年同月比180%増の1万2525台で、4カ月連続で過去最高を更新した。1〜8月の累計販売台数は7万6563台となった。
3位:NIO:1万677台
NIOの8月の販売台数は前年同月比81.6%増の1万677台で、前月とほぼ同じ水準を維持した。内訳は、SUV(多目的スポーツ車)タイプが7551台、セダンタイプが3126台だった。1〜8月の累計販売台数は前年同期比28.3%増の7万1556台となった。
4位:AITO 1万45台
AITOの8月の販売台数は1万45台で、月間販売台数が初めて1万台を突破した。AITOからはプラグインハイブリッド(PHEV)タイプの「問界M5」と「問界M」が発売されている。9月6日に開かれたファーウェイの新製品発表会では、EVタイプの「問界M5EV」がお披露目された。
(36Kr Japan編集部)
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