原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
【新華社北京9月13日】中国工業・情報化部装備工業二司の柳新岩(りゅう・しんがん)副司長はこのほど、同部が開いた「新時代の工業・情報化発展」シリーズ記者会見で、2012年11月の中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降、中国の船舶工業は構造調整とモデル転換・グレードアップを推進、改革とイノベーション発展を加速させ、研究開発から設計、製造、関連産業、サービスまでがそろう産業体系を構築したとし、国際海運、貿易、海洋経済の急速な発展を力強く支え、世界の船舶・掘削装置製造業の重要な担い手になっていると述べた。
1万メートルの深海に到達できる有人潜水船、極地調査用砕氷船、超深海対応の半潜水型(セミサブマーシブル型)掘削装置、大型液化天然ガス(LNG)船、超大型コンテナ船などは、相次いで製造、引渡しされた。中国初の国産大型クルーズ船は建造が順調に進み、2隻目の建造もスタートした。中国が独自に設計、製造する船舶・掘削装置は世界トップレベルに達している。重点産業クラスターは国際競争の中で頭角を現し、長江デルタ地域、環渤海地域、珠江デルタ地域には造船拠点が形成されつつあり、国際競争力のある大手企業や専門関連企業が多く誕生した。市場シェアは12年連続で世界一を維持し、造船大国としての地位はさらに強固となり、世界の産業チェーン・サプライチェーンでの地位と影響力は高まり、産業発展はさらなる高みへと前進した。
同部は今後、関係部門との連携を強化して、党中央と国務院の決定を着実に実施し、船舶業界の発展計画を実行するほか、「第14次5カ年規画(十四五、2021~25年)」期間の発展目標と重点任務に焦点を当て、重点プロジェクトの実施を進め、優位性をさらに強化し、弱点を補い、状況に応じた施策を講じ、スマートでグリーン(環境配慮型)かつ質の高い発展を推進し、ボトルネックを解消させ、企業の中核競争力を高め、造船大国から造船強国へと転換させる方針という。
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録