中国衛星測位システム「北斗」、応用数が安定的に増加 うちスマホ1.3億台超え

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【新華社鄭州9月25日】中国の衛星測位システム「北斗」の応用が力強く発展している。重点業界向けと個人消費向けがいずれも安定した増加傾向を示し、特に個人向けサービスは需要が継続的に喚起され、応用が急増し、普及が進んでいる。河南省鄭州市でこのほど開かれた「中国北斗応用大会兼中国衛星航法・測位サービス第11回年次総会」で明らかになった。

グローバル衛星測位システム「北斗3号」の運用開始から2年余りが経過し、交通運輸や公共安全、災害救助・減災、農林畜産漁業、都市管理などの産業分野での応用が深化し、電力・水利・通信インフラの建設でも利用が進んでおり、大規模化され発展する良好な局面が形成され、各産業を全面的にサポートし顕著な効果を収めている。中国衛星導航定位協会が発表した「2022中国衛星航法・測位サービス産業発展白書」によると、21年における中国の衛星航法・測位サービス産業の生産額は4690億元(1元=約20円)で、比較的速い増加傾向を維持した。

同協会の于賢成会長は、中国衛星航法・測位サービス産業が今年上半期(1~6月)、コロナの影響を克服して好調に推移したと説明。関連企業の売上高と収益力はますます向上し、産業チェーンの各部門がバランスのとれた発展を維持し、川上の基本デバイス、川中の端末とシステムインテグレーション、川下の運用サービスなど各部門の生産額は、いずれもある程度増加したと述べた。

同協会北斗時空技術研究院が中国の重点産業・重点地域での北斗応用発展状況を長期にわたり追跡・分析した結果によると、今年上半期、北斗システムの産業向け応用規模は拡大を続け、個人消費の増大が北斗対応端末の出荷増を支えた。個人消費向けの応用端末の規模は1億4千万台に迫り、うち北斗対応スマートフォンの出荷台数は1億3千万台を超えた。

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