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中国IT大手バイトダンス(字節跳動) 傘下のVR(仮想現実)ヘッドセットメーカー「Pico Technology(小鳥看看科技)」(以下、PICO)が9月27日、最新機種「PICO 4」の国内向け発表会を開催した。
発表会では、人気SF小説「三体」(英語版「Three-body Problem」)を原作とするインタラクティブドラマが2023年、PICOシリーズで視聴できるようになることが明らかにされた。
同作品の著者、劉慈欣氏はビデオメッセージで、「三体の版権を保有する『三体宇宙(The Three-Body Cosmos)』はPICOと提携を結んだ。両社はインタラクティブドラマを共同制作し、23年に公開する」と述べた。
三体は2015年、アジア人作家の作品としては初めて、SF界の最高賞とされるヒューゴー賞長編小説部門を受賞した世界的ベストセラーで、すでに同作品を原作とするアニメや実写ドラマ(テンセント版とNetflix版)、ラジオドラマ、演劇、映画などが制作されている。
PICO 4は小型で軽量ながら、両目で4Kを超える高解像度を実現。最大リフレッシュレートは90ヘルツ(Hz)となっており、SoC(システム・オン・チップ)は米クアルコム(Qualcomm)の「Snapdragon XR2 Platform」を搭載している。中国国内での販売価格は2499元(約5万円)から。
(36Kr Japan編集部)
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