中国人民元、決済シェア世界4位に 21年末に日本円抜く

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中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表した「2022年人民元国際化報告」によると、人民元による越境決済額は2021年以降、前年の高水準を上回る伸びが続いている。中国共産党機関紙の人民日報が報じた。

同行が21年に顧客に代わり行った人民元による越境決済額は、前年比29%増の36兆6000億元(約730兆円)で、過去最高を記録した。人民元の越境収支は概ねバランスが取れており、通年の純流入額は4044億7000万元(約8兆円)だった。

国際銀行間通信協会(SWIFT)によると、21年12月の通貨別決済シェアで人民元は2.7%を占め、日本円を抜いて世界4位の決済通貨となった。翌1月には3.2%に上昇し、過去最高を記録した。

(36Kr Japan編集部)

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