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中国発のスポーツウエアブランド「MAIA ACTIVE」が9月29日、上海のショッピングモール「新天地時尚II」に初の旗艦店をオープンした。「Power Hub」をデザインコンセプトに掲げた空間で、アジア女性のためにデザインした商品と心地よいサービスを提供する。
MAIA ACTIVEは2016年に設立された。創業者でデザインディレクターの欧逸柔(Lisa Ou)氏は、米国のパーソンズ美術大学を卒業後、米ファッションブランド「J.CREW(Jクルー)」などでデザイナーとして勤務した。共同創業者で最高経営責任者(CEO)の王佳音(Mia Wang)氏は、米ランジェリーブランド「Victoria’s secret(ヴィクトリアズ・シークレット)」を経て、中国発のSNSアプリ「小紅書(RED)」に移り、電子商取引(EC)部門の立ち上げに参画した。
同社はこれまでに4回の資金調達を完了。出資者にはセコイア・キャピタル・チャイナや華人文化産業投資基金(CMC)など著名投資機関が名をつらねる。
中国ではこのところ、オンライン販売を主軸に事業展開していた新興アパレルブランドが、オフライン販売を強化する例が相次いでいる。MAIA ACTIVEもそのうちの1つだが、ほかにもインナーウエア中心の「Bananain」や「NEIWAI」、ユニセックスウエアの「bosie」なども実店舗展開を進めている。いずれのブランドも、実店舗では「体験」と「リピート購入」を重視している。
MAIA ACTIVEの王CEOによると、同社は北京や深圳などにも旗艦店をオープンする計画で、引き続き大都市を中心とした実店舗展開を強化していくという。また、同社の2022年の売上高はオンラインとオフラインで計5億元(約100億円)を超え、完全黒字化を達成する見込みとなっている。
(36Kr Japan編集部)
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