BYDが海外進出加速、メキシコとマレーシアにも

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BYDが海外進出加速、メキシコとマレーシアにも

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【新華社深圳10月13日】中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は10日、メキシコ・プエブラ州で今月開かれた大型産業車両の展示会「エキスポ・トランスポルテ2022」で、同社のメキシコ支社が地元の物流大手マーバ(Marva)に第一陣となる5台の電気セミトレーラー「Q3MA」を引き渡したと明らかにした。

BYDは今年の年末まで、マーバに電気セミトレーラーを計120台納車する予定で、同社にとって中南米で初めてとなる電気セミトレーラーの一群が形成される見通し。

「Q3MA」は同社が独自開発したリン酸鉄リチウム電池とモーター駆動ユニットを搭載し、「出力が大きく、航続距離が長い」という特徴を持つ。車両重量は12トン、けん引可能重量は35トンで、港湾や工業団地、都市間の中・短距離物流に広く使われている。

同社はマレーシア市場の開拓も進めている。傘下の比亜迪汽車工業は先ごろ、マレーシアの複合企業サイムダービー傘下で自動車輸入を手掛けるサイムダービー・オート・インポーツ、自動車販売のサイムダービー・オート・ブリタンニアと、乗用車の輸入で協力することに合意した。BYDは協力協定の締結を通じ、マレーシアでのブランドの知名度を高め、新エネルギー車(NEV)の普及を強化する狙いだ。

中国BYDが「EV嫌い」日本にあえて進出する理由。東南アジア開拓の布石か

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