テンセント、「愛国」をテーマにした新作ゲームが公開3日で約15億円を売り上げ

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テンセント、「愛国」をテーマにした新作ゲームが公開3日で約15億円を売り上げ

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オンラインゲームの世界的ヒット作「プレイヤーアンノウンズ・バトルグラウンズ(PUBG)」が中国国内で配信終了となったことを受け、その代替作品として新たに配信されたタイトルが、爆発的な売り上げを記録している。

米アプリ分析会社「センサータワー」の調べによると、米アップルのアプリ配信サービス「AppStore(中国)」で新たに配信を開始した「ゲーム・フォー・ピース(和平精英)」は、わずか3日で売上高が1400万ドル(約15億3000万円)に達した。

iOS向けに配信されたバトルロイヤル系のタイトルとしては、最大のヒット作になると目されている。

テンセントゲームズ(騰訊游戯)は2018年2月より、中国地区でPUBGを配信してきた。しかし、中国当局による規制でゲーム内課金が許可されていなかったため、これまで試験配信の体裁をとってきた。2019年3月時点で月間アクティブユーザー(MAU)1億8500万人に達するなど絶大な人気を博したが、テンセントゲームズは今月8日、ついに収益化を断念。同作の配信終了を発表した。

PUBGユーザーのとりこみを図って新たにローンチされたゲーム・フォー・ピースは、愛国要素を前面に打ち出し、暴力的要素を大幅に削減。当局の認可につなげた。

テンセントのこの決断は、吉と出たようだ。

ゲーム・フォー・ピースが配信から3日で得た収益は、すでに同期間の海外版PUBGによる収益を大幅に超え、6倍の数字を叩き出している。当然、一部のPUBGユーザーは取りこぼしたと考えられるが、それでも課金に積極的なコアユーザーのとりこみには成功したと言える。
(翻訳・愛玉)

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