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【新華社北京10月22日】中国では最近、メタバース産業への投融資が盛り上がりをみせ、複数の関連企業が資金調達を行った。バーチャルヒューマン業務を手掛ける北京慧夜科技はこのほど、プレシリーズA+(プラス)で数千万元(1元=約21円)を調達したと発表した。調達した資金は製品の改善に充てるほか、バーチャルコンテンツ製作の敷居を下げ、チーム拡充とユーザー獲得を目指す。
仮想現実(VR)やメタバースの総合プラットフォームである新浪VRと企業情報サイトの企査査はこのほど、「2022年第3四半期(7~9月)中国メタバース投融資リポート」を共同で発表した。それによると、7~9月のメタバース分野への投融資件数は339件で前四半期(4~6月)比188件(2.3倍)の増加となった。投融資総額は228億4千万元だった。
メタバース産業はハードウエア、ソフトウエア、インフラと応用シーンに大別される。そのうち、7~9月のハードウエア部門への投融資件数は270件で全体の79.6%を占めた。
今年に入ってから、複数地域がメタバース産業の発展支援策を相次いで発表している。
北京市発展改革委員会と同市住宅・都市農村建設委員会が10日、「2023年の北京市重点プロジェクトの募集に関する通達」を発表し、メタバースなどデジタル経済プロジェクトを募集の重点に据えた。
上海市もメタバース産業の発展支援策を複数発表している。8日に発表した「上海市製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)実施計画」は、工業分野のメタバースのイノベーション・応用を加速させるとした。21年12月には「第14次5カ年規画(2021~25年)期間の上海市電子情報産業発展計画」を打ち出し、メタバース基盤中核技術の基礎能力の先行研究開発を強化する方針を掲げている。
https://36kr.jp/206215/
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