ARグラス「Rokid」、中国地方政府系ファンドから25億円を調達

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AR(拡張現実)スマートグラスを開発する「Rokid(霊伴科技)」が11月4日、杭州余杭国有資本投資運営集団から1億2500万元(約25億円)を調達したと発表した。

2014年に設立されたRokidは、ヒューマン・マシン・インタラクション(HMI)に特化して製品プラットフォーム(基盤技術)を開発してきた。現在は、ARグラスなどのハードウエアやソフトウエアの開発や、独自のオペレーションシステム「YodaOS」をベースにしたエコシステムの構築に注力している。

企業情報検索サイト「天眼査(Tianyancha)」によると、Rokidは設立からこれまでに8回の資金調達を実施している。2022年だけでも3回の資金調達を実施し、計10億元(約200億円)以上を調達した。

調査会社の「易観分析(Analysys)」によると、22年7〜9月に中国で販売された消費者向けARグラスは数万台に上る。販売台数上位5社は、Nreal(エンリアル、雷鳥創新(Thunderbird Innovation)、Rokid、小米(シャオミ)のIoT家電ブランド「米家(MIJIA)」、影目科技(INMO)」の順だった。

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(36Kr Japan編集部)

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