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カナダのイノベーション・科学経済開発省(ISED)は現地時間11月2日、「国家安全保障」を理由として、中国企業3社に対し、カナダのリチウム資源企業への投資資産を売却するよう要求した。
対象となった3社は、「中砿資源(Sinomine Resource Group)」傘下の「中砿(香港)稀有金属資源(Sinomine(Hong Kong)Rare Metals Resources)」、「盛新鋰能(Chengxin Lithium)」傘下の香港企業「盛沢鋰行国際(Chengze Lithium International)」、「蔵格砿業(Zangge Mining)」傘下の「蔵格砿業投資(成都)(Zangge Mining Investment (Chengdu))」。
カナダ政府は10月28日、リチウムなど重要鉱物資源を取り扱うカナダの鉱物資源企業に外国の国有企業が出資する際の審査を厳格化するという新たな規制を導入すると発表していた。
今回のニュースを受け、中砿資源の株価は11月3日の取引開始直後にストップ安となった。一方、蔵格砿業と盛新鋰能の株価は取引開始直後に一時的に下落したものの、その後急上昇した。
(36Kr Japan編集部)
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