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中国電気自動車(EV)大手・比亜迪(BYD)傘下の「比亜迪儲能(BYD Energy Storage)」による蓄電池システム「BYD Cube T28」を採用した大規模蓄電プラントがこのほど、米国西海岸で稼働を開始した。
同蓄電プラントの稼働により、4万7000世帯余りが1年間使用できる電力を蓄電・送電することが可能になる。天然ガスによる火力発電と比較すると、年間で二酸化炭素27万5000トンと炭素酸化物47トンの排出削減となる。自動車5万3000台分の温室効果ガス排出削減に相当する。
BYD Energy Storageによると、BYD Cube T28は電圧1500ボルト(V)に対応し、蓄電容量は約1.7ギガワット時(GWh)となっている。蓄電設備に関する米国の安全規格「UL9540A」に適合する中国初の液冷式蓄電システムだという。2022年10月現在、米国で同社の蓄電システムにより供給された電力は累計約3.6GWhとなっている。
(36Kr Japan編集部)
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