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【新華社北京11月12日】中国と国際竹籐ネットワーク(INBAR)はこのほど、プラスチックの竹による代替をめぐり世界で協力を深め、プラスチック代替材料としての竹の強みと役割をよりよく発揮させるためのイニシアチブを共同提起した。中国国家林業・草原局とINBARが共催した「第2回世界竹籐大会」で発表された。
深刻さを増すプラスチック汚染が人類の健康を脅かす中、竹はグリーン、低炭素、生分解性のバイオマス材料として、包装や建材など多くの分野で非分解性のプラスチック製品を代替することができる。中国とINBARが提起したのは、竹製品の使用を拡大しプラスチック汚染を削減しようというイニシアチブだ。
イニシアチブは、竹によるプラスチックの代替を支援する政策を各国が策定し、世界規模での代替推進を政策面で保障、科学技術のイノベーションや研究を奨励し、新技術利用と新製品開発に向け条件を創出することを提唱している。
イニシアチブはまた、竹によるプラスチック代替の周知活動を拡大し、国際・地域・国の各レベルでの専門家フォーラムや展示・実証、公共イベントなどを開催、包装材料や建設工事、生活用品などの分野での竹使用のメリットを広く知らせ、竹製品市場を開拓することを提唱している。
INBARは中国に初めて本部を置いた政府間国際組織で、竹藤産業の持続可能な発展を目指し、加盟国とオブザーバー国はアフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアなどに広く分布している。
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