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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会が11月20日に開幕し、世界中の注目を集めている。
中国チームは惜しくも出場を逃したが、多くの中国企業がスポンサーとして今大会を支援している。英調査会社「Global Data」によると、中国企業が今大会に投じたスポンサー料は計13億9500万ドル(約1900億円)に達し、国別では1位となった。米国企業のスポンサー料は計11億ドル(約1500億円)だった。
開幕戦のスポンサーに加わったのは、家電大手「ハイセンス(Hisense=海信)」、不動産大手「ワンダ・グループ(Wanda Group=大連万達集団)」、乳業大手「蒙牛乳業(Mengniu Dairy)」、スマートフォン大手「vivo(ビボ)」、人材マッチングプラットフォーム「BOSS直聘(BOSS Zhipin)」など。
ワンダ・グループは国際サッカー連盟(FIFA)公式パートナーを、ハイセンスと蒙牛およびビボはW杯公式スポンサーを務めている。BOSS直聘はアジア地域のリージョナルサポーターを務めるほか、中国中央テレビ(CCTV)によるW杯の生放送の冠スポンサーとなっている。
また、乳業大手「伊利集団(Yili Group)」、広州汽車集団(GAC Group)と三菱自動車、三菱商事が共同出資する「広汽三菱汽車(GMMC)」、スマホメーカー「栄耀(Honor)」、新興コーヒーチェーン「庫迪咖啡(Cotti Coffee)」などの企業も、各国代表チームのスポンサーを務めたり、有名選手をイメージキャラクターに起用するなどし、今大会への注目を集める役割を果たす。
伊利集団は、アルゼンチン、ポルトガル、スペイン、ドイツの4カ国の代表チームとスポンサー契約を結んでおり、広汽三菱と庫迪咖啡もその他の企業と共同でアルゼンチンチームのスポンサーとなっている。
(36Kr Japan編集部)
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