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中国動画配信大手の「Bilibili(ビリビリ)」が11月29日、2022年7〜9月期決算を発表した。売上高は前年同期比11%増の58億元(約1100億円)となった。
事業別では、モバイルゲーム事業が6%増の15億元(約290億円)、付加価値サービス事業はライブ配信の好調を受け16%増の22億元(約420億円)、広告収入は16%増の14億元(約270億円)、電子商取引(EC)およびその他事業は3%増の7億5800万元(約140億円)だった。
純損益は17億1600万元(約330億円)の赤字で、赤字幅は前年同期比で36%減少した。市場予想ではGAAPベースで21億5300万元(約410億円)の赤字になるとみられていた。非GAAPベースの純損益は18億元(約340億円)の赤字となった。前年同期は16億元(約300億円)の赤字だった。
ユーザー数は順調に伸びており、7〜9月期の平均DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)は9030万人、平均MAU(月間アクティブユーザー数)は3億3260万人と、いずれも前年同期比で25%増加した。MPU(月間課金ユーザー数)は前年同期比19%増の2850万人だった。 ユーザーの1日あたりの利用時間は平均96分に達し、過去最高を記録した。
とくに注目すべきなのは、マーケティングおよび販売費用が前年同期比で25%減少し、ビリビリが進めてきたコスト削減と効率化の成果が出始めていることだろう。
(36Kr Japan編集部)
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