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米電気自動車(EV)大手テスラの上海工場が、2022年12月25日から23年1月1日まで「モデルY」の生産を停止するという。海外メディアが12月9日、テスラの生産計画を示す内部文書と関係者の話を引用して報じた。
上海工場はテスラにとって最も重要な製造拠点であり、モデルYはテスラで最も売れているモデルだ。同工場は、生産停止に入る最終週を含む12月の残り3週間でモデルY2万台強の生産を計画している。一方、11月の生産台数は週当たり約1万3000台を維持しており、3週間で約3万9000台を生産した計算になる。
関係者によると、今回のモデルYの生産停止は、テスラが以前立てた3割減産計画の一環だという。これに対し、テスラの従業員は「事実ではない、噂にすぎない」と述べた。
12月5日には、テスラが上海工場でのモデルYとモデル3の12月の生産台数を、前月比で約2割削減する計画だと報じられたが、同社の担当者は「全く根拠がない」と一蹴していた。
関係者によると、テスラは早ければ12月12日にも上海工場の生産ラインのシフト時間を短縮し、新規採用した一部従業員の入職も遅らせるという。テスラのEVに対する需要が予想を下回っているとの分析もある。
(36Kr Japan編集部)
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