原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
【新華社上海12月16日】中国の上海機電と日本の三菱電機による昇降機の合弁会社、上海三菱電梯(SMEC)は14日、新型抗菌素材と総合防疫ソリューションを手掛けるスタートアップ企業の開貝科技(蘇州)と「エレベーターにおける長時間効果と抗菌戦略に関する協力協定」を締結した。双方は開貝科技が保有する特許技術、ナノプラチナ持続性抗菌技術でエレベーター専用の抗ウイルス・抗菌フィルムを共同開発し、長時間有効で安全な抗菌・消毒作用により人々を守り、科学技術の力で公共の場の防疫効果を向上させる。
日常的に使用頻度の高いエレベーターは狭く密閉された空間で、操作ボタンも手が触れる機会が多い。医学研究データによると、ウイルスや細菌は滑らかな金属やプラスチックの表面で最大72時間生存が可能という。
開貝科技がSMECに向けて開発した開貝エレベーター抗菌フィルムは、ケージ状ナノプラチナ抗菌剤が用いられており、第三者機関の検査で、黄色ブドウ球菌や大腸菌など一般的な病原菌に対する抗菌化率が99.99%、新型コロナウイルスに対する不活性化率は99.94%をそれぞれ上回った。抗菌効果は30日間持続し、あらゆるウイルスの変異に対応する。完全な皮膚刺激性試験も複数回行われ、安全で刺激性がなくアレルギー反応もないとの結果が得られた。
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録