中国CATL、ドイツ工場を正式稼働 BMWなどに車載電池供給へ

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車載電池の世界最大手、中国の寧徳時代(CATL)は1月26日、独チューリンゲン州イルム郡アルンシュタットに建設した電池工場を正式に稼働させた。今後は、同工場から独BMWなど欧州の自動車メーカーに製品を供給する。

同工場はCATL初の海外工場で、建設には総額18億ユーロ(約2550億円)を投じた。2022年12月には試作品の納品を完了しており、23年末までに生産ライン6本を立ち上げる計画となっている。電池セルの生産能力は年間3000万個となる見込みで、24年の初めには電気自動車(EV)18万5000〜35万台の生産需要に対応できるようになるという。

CATLは現在、ハンガリーでも工場の建設を進めている。

中国の車載電池搭載量、22年もCATLが首位を維持 BYD猛追で2位

*2023年1月30日のレート(1ユーロ=約142円)で計算しました。

(36Kr Japan編集部)

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