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過去10年間のメタバース関連特許出願件数で、世界の上位3カ国は米国、中国、韓国だったという。韓国の華字紙「亜洲日報」が2月5日、報じた。
韓国特許庁(KIPO)によると、同庁および日本国特許庁(JPO)、米国特許商標庁(USPTO)、欧州特許庁(EPO)、中国国家知識産権局(CNIPA)から構成される五庁(IP5)に出願されたメタバース関連特許は、2011~20年にかけて年平均16.1%増加した。16~20年の過去5年に、この5つの国および地域で出願された件数は4万3698件で、11~15年の1万4983件から3倍近く増加している。
11~20年の出願人の国籍別出願件数では、米国が1万7293件(35.9%)で最も多く、次いで中国が1万4291件(29.7%)、韓国が7808件(16.2%)となっている。企業別特許申請数の世界ランキングでは、米マイクロソフト(Microsoft)が1437件で首位、以下、米IBM、韓国サムスン電子と続いた。
韓国特許庁生活用品審査課の審査官は、仮想世界構築のためのオペレーションシステム(OS)が成熟するにつれ、ゲームや映画だけでなく、製造、金融、教育などに適した没入型技術の積極的な市場獲得も、特許出願の増加につながったと指摘した。
(36Kr Japan編集部)
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