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複数の外資系航空会社がビジネス・観光需要の回復加速を受け、中国線の増便を相次いで発表している。業界では、中国線の再開は世界の航空業の回復を促すとの見方が出ている。
シンガポールに本社を置くジェットスター・アジア航空は、海南省海口市とシンガポールを結ぶ航空便を4月29日に再開した。いずれも有名な観光地である両地で高まる観光移動需要を満たすため、週4便を運航し、年間7万人以上を輸送する計画だ。
カタール航空は3月末にドーハ・北京大興線を再開した。アクバル・アル・バケル最高経営責任者(CEO)は同線の再開は「カタール航空の中国市場における重要な一里塚で、中国と世界をつなぐというコミットメントへのわれわれの取り組みを示した」とし、「カタール航空の中国線運航は今年、20周年を迎える。ますます広がるグローバルな国際線ネットワークに現代的でハイレベルな北京大興空港を組み入れ、両国が築いたビジネス・文化関係のさらなる強化に役立てることをうれしく思う」と述べた。
国際航空運送協会(IATA)が発表したリポートによると、世界の航空業は2月、コロナ前の19年の77.5%にまで回復した。うちアジア太平洋地域は前年同月比4.7倍以上に増え、世界の航空業の回復をけん引している。(新華社北京)
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