中国の大手雑貨チェーン「名創優品（MINISO、メイソウ）」は5月16日、2023年1～3月期の未監査決算を発表した。売上高は前年同期比26.2％増の29億5000万元（約580億円）、調整後の純利益は336.3％増の4億8300万元（約95億円）、純利益率は16.4％で、ともに過去最高を記録した。粗利益率は39.3％だった。

中国国内売上高は18％増の21億5000万元（約420億円）だった。海外売上高は55％増の8億元（約155億円）で、うち直営店の売上高が46％を占めた。

23年3月31日現在の店舗数は、全世界で5514店。中国国内の店舗数は3383店で、前年同期比の純増数は186店、前期比では58店の純増となった。海外の店舗数は2131店で、前年同期比の純増数は215店、前期比では16店の純増となった。

メイソウ、奈雪の茶、元気森林…脱日本化する中国ブランド　模倣を卒業し自国愛鮮明に

＊23年5月18日のレート（1元＝約19.7円）で計算しています。

（36Kr Japan編集部）