中国の空飛ぶクルマ、黄河を横断 約2キロを自動飛行

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中国の電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車傘下の広東匯天航空航天科技(小鵬匯天)が開発した空飛ぶクルマ「旅航者X2」が5日、寧夏回族自治区中衛市で黄河を横断し、低空移動手段の新たな可能性を示した。

横断区間は黄河が甘粛省から寧夏回族自治区に入る沙坡頭風景区で、「旅航者X2」は高度30メートルまで垂直上昇すると、落差70メートル余りの斜面を越えて川幅300メートルを超える黄河を横断。離陸地点まで戻る往復2キロ近くの距離を自動で飛行した。

同車は2人乗りで、ボディ全体に安全性と軽量性を兼ね備えるカーボンファイバーを採用している。2021年6月に初飛行し、その後3千回以上の試験飛行を実施。今年初めに有人飛行の特別許可証を取得していた。(新華社銀川)

中国・小鵬のeVTOL「旅航者X2」、国内初の特別飛行ライセンスを取得 24年の発売を目指す 

 

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