中国BYD、海外市場快調。タイでEV販売台数5カ月連続トップ 

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中国電気自動車(EV)最大手・比亜迪(BYD)は、海外進出を加速させている。 タイの自動車関連情報サイト「オートライフ」によると、BYDの電動SUV「ATTO 3」の5月の販売実績が2025台、1月から5カ月連続でEV販売台数トップに立った。1~5月の販売実績は9310台、市場シェアは38.6%で、タイEV市場をリードしている。 

ATTO 3は2022年10月にタイで発売された。 EV産業を積極的に推進しているタイでは、22年から複数の税制優遇措置と補助金制度を打ち出している。それにより、タイの新エネルギー車市場は急速に発展しており、中国の自動車メーカーがタイに進出する良いきっかけを提供している。 

BYDは現在、東南アジアの市場ニーズに対応するため、タイで海外初となる乗用車生産拠点の建設を進めており、24年に稼働を開始する予定だという。また、ベトナムで2億5000万ドル(約335億円)以上を投じ、自動車部品工場を建設する計画だと報じられている。

中国EVメーカーの相次ぐタイ進出、「東洋のデトロイト」で狙うことは

(36Kr Japan編集部)

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